〒320-0834 栃木県宇都宮市陽南4-13-18
営業時間 | 10:00~12:30 16:00~19:00 |
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定休日 | 日曜・祝日・木曜は既存の方のみ |
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当院の施術は、身体の中心軸を確立することで、もともと備わっている「力の方向」を定めるものです。
私たちは基本的に動くことで健全性を保っています。すべての細胞を活かすことでエネルギーの循環が生まれ、生命を維持しています。なので、身体の隅々まで力が発揮できる状態にすることが施術法になります。
力の発揮には、足場が安定しているほど強い力が出せるように、力の発揮と安定した土台は相互に必要な関係性です。
身体すべてが力を発揮できるようにするためには、身体そのものが安定していなくてはなりません。
身体の中に安定した土台をつくる、それは身体の「中心」を確立するということです。すでに持っている力を発揮するために、ブレない中心軸を確立する施術をしています。
身体の成り立ち
痛みは、国際疼痛学会(IASP)の定義でも、生物学的・心理的・社会的な要因の影響を受ける個人的な体験とされています※1。そこで当院では、痛みのある場所だけでは無く、その土台となる身体を次の3つの系として捉えています。
・神経網(神経ネットワーク)
・繊維網(筋肉・筋膜などの結合組織)
・体液網(血液・リンパ液)
この3つをそれぞれを健全に調和した状態へ変化させていくことが、当院の施術の基本指針です。
神経によって、身体は「感じる」ことと「動く」ことができます。筋肉・筋膜などの繊維組織は、身体を構成し、動きを生み出します。血液・リンパなどの体液は、栄養を届け、老廃物を運び出します。これらをバランスよく整え、より良い状態へ変えていくことが大切です。この中で、最も大切なことは身体の基軸となる「中心」を確立することです。
中心が歪むと身体をまっすぐに支えられません。例えば「猫背」になると、猫背の形を構成する筋肉・筋膜になり、それ合わせたリンパ液・血液の流れになってしまいます。ですので、まずは「身体の中心が安定している状態」を身体に記憶させる必要があるのです。記憶は反復して神経回路を刺激することで、強い記憶が形成されます。
それぞれについて、当院の手法をご紹介します。
神経と体液網は「身体の形」
私たちが立っていられるのは、神経が重力や自分の身体の位置を感じ取り、立つために必要な筋肉へ適切に指令を出しているからです。一見単純なこの動作は、実は次のような複雑な制御で成り立っています。
・重力を左右の足で同じように感じ取れていること
・足・骨盤・肩甲骨・頭などが、適切な位置を感じとれていること
・立つために必要な力が、各筋肉に過不足なく配分されていること
これらが適切に行われると、結果として「良い姿勢」が生まれます。逆に、重力の感じ方に左右差があるなど、制御に乱れがあると、姿勢が崩れる一因になると考えています。
「立つ」は、あらゆる動作の出発点です。
たとえば「歩く」も、重力や身体の位置を感じ、必要な力を過不足なく発揮するという「立つ」と同じ性質の制御の上に、「移動」という動作制御が加わったものです。
そのため、基礎となる「立つ」制御に乱れがあると、応用である「歩く」という動作も影響を受けます。日常生活動作やスポーツ動作も同様に、基礎の上に応用となる動作で成り立っています。
その基礎の精度、「立つ」ことの精度とは、身体の「すべて」が「中心」を理解している状態です。
足も骨盤も揺らぐことなく自分の中心を捉え、安定してまっすぐに立てるという身体すべての総合的な機能を高めることです。
そこで当院では、足を頭方向に押す検査を繰り返し行います※3。これは重力の方向を再現し、「まっすぐに立てるか」を確認するものです。神経の働きに問題があると、身体の制御が適切に働かないため、まっすぐに立つことが難しくなり、乱れが生じることがあります。乱れが見つかった部位には、カイロプラクティック矯正法で刺激を加え、神経の働きを促していきます。
繊維網と経絡は似ている
筋膜などの繊維組織は、動かない状態が続くと滑りにくくなります(いわゆる「癒着」)。動きが少なくなる理由は、運動不足だけではありません。動かしているつもりでも、神経がうまく働かず、特定の部位が使えていない場合も、同じ状態を招きます。
原因は、神経の働きの低下か、筋膜そのものの動きにくさのどちらか、あるいは両方だと考えられます。神経の問題には矯正を、筋膜の問題にはリリースを行います。
筋膜は主にコラーゲン繊維でできており、日々の動き方の癖が、繊維の向きに影響すると言われています※2。そのため、繰り返し刺激を入れながら新しい動かし方を身につけ、筋膜が動きに合わせて変化していくことを目指します。
研究でも、慢性の腰痛がある方では、腰の筋膜の層どうしの滑りが、痛みのない方に比べて約20%小さかったと報告されています※4。また、筋肉が筋膜を通じて互いにつながっていることも、解剖学研究のレビューで示されています※5。
動き方の癖が、繊維の向きに影響を与えてしまいます。そして、その向きに血液・リンパ液などの体液も影響を受けてしまいます。したがって、この膜組織(繊維網)を整えることも大切です。
筋膜(繊維網)はコラーゲンで出来ています。刺激を入れることの重要性は、再配列を促すこと。つまり、「細胞レベルで整える」ことで、体液循環の正常化を狙っています
体液網と神経は「身体の形」
血液やリンパ液などの体液は、栄養の供給や老廃物の排出に加え、神経伝達物質も運んでいます※6。また、筋膜と筋膜の間にも体液があり、その状態は筋膜の動きやすさに関わります。体液の質は、神経と筋膜の両方を支える土台といえます。
体液の質を左右する要素には、胃腸での消化・吸収、腸内環境、自律神経の働き、日々の食事があります。何を食べ、どのように吸収し、排泄してきたかが、体液の質に反映されます。当院では、必要に応じて食事や生活面の見直しもご提案します。
神経の働きと体内環境が整ったら、次は実際に動くことが必要です。運動療法は、脳と身体の神経ネットワークをつなぎ直す大切な作業です。
たとえば、泳げるようになるためには、水中で身体を動かす経験を重ねるしかありません。「泳ぐ」ために必要な機能と筋肉を持っていても、泳がなければ泳げるようにはならないからです。運動療法とは、「適切に動かせた」という体感覚を、実際に動く練習の中で身につけていくものです。
動く機会が少ない状態が続くと、使われない神経の働きは低下しやすく、筋膜も滑りにくくなります。運動不足が不調を招く背景には、このように、神経の働きの低下、筋膜の滑走不全、それに伴う体液の循環不良が関わっていることがあります。
一方、動かし過ぎが不調につながることもあります。この場合も、背景に「動かせない部位」があり、それを補う形で「動かし過ぎる部位」ができてしまうことがあります※7。身体の使い方に偏りが生じ、その部位が耐えられる限度を超えたところで、痛みや不調が現れると考えられます。
適切な動かし方を練習することで、整った神経の働きは強まり、動かしやすくなります。さらに新しい動かし方を繰り返すことで、筋膜もしっかり滑走できるようになり、体液の交換も促されます。このようにして、改善のための「良い循環」が整っていきます。慢性の腰痛に対しては、運動が痛みを和らげる可能性が高いことが、システマティックレビューでも報告されています※8。
・矯正:神経の働きを整え、動ける身体の土台をつくります
・筋膜リリース:滑りにくくなった筋膜にアプローチし、動きやすさを引き出します
・運動療法:整った状態で適切に動く機能を定着させ、再発しにくい身体を目指します
・食事・生活面のご提案:体液の質を支える土台を見直します
神経・繊維網・体液網は、互いに影響し合っています。神経がよく働けば筋膜が動き、筋膜が動けば体液がめぐり、体液がめぐれば神経の働きが支えられます。この循環が良い方向に回っているとき、身体は全体として調子の良い状態になります。
反対に、3つが少しずつ崩れていくと、循環は悪い方向に回りはじめます。このとき不調は、腰だけ、肩だけとは限りません。腰も肩も痛む、疲れが抜けない、胃腸の調子も優れない、といったように、身体全体の「調子の悪さ」として重なって現れることがあります。
ただ、「循環」のベクトルは変えていくことができる、と当院では考えています。身体が動きやすくなり、脳に余力が生まれれば、生活習慣を見直す力も少しずつ戻ってきます。その積み重ねが、さらに身体を整えていきます。
当院が目指すのは、症状を一時的に抑えることだけではなく、この「良い循環」を身体の中につくることです。
どこから始めればよいか分からない方も、まずはお身体の現状と、目指す「健全な状態」を一緒に確認するところから、ご相談ください。一緒に、良い循環をつくっていきましょう。
なお、強い痛みやしびれ、発熱、ケガの直後など、緊急性が疑われる症状は、先に医療機関での診察をお勧めする場合があります。
1、Raja SN, et al. The revised IASP definition of pain: concepts, challenges, and compromises. Pain. 2020; 161(9): 1976-1982.
2、Myers TW. アナトミー・トレイン(医学書院)【第3版・訳者:坂場英行・17-70】
3、アクチベータ・メソッド 第2版【著者:AW Fuhr・出版社:産学社】
4、Langevin HM, et al. Reduced thoracolumbar fascia shear strain in human chronic low back pain. BMC Musculoskelet Disord. 2011; 12: 203. doi:10.1186/1471-2474-12-203
5、Wilke J, Krause F, Vogt L, Banzer W. What is evidence-based about myofascial chains: a systematic review. Arch Phys Med Rehabil. 2016; 97(3): 454-461. doi:10.1016/j.apmr.2015.07.023
6、生理学(南江堂)【第2版】
7、Hodges PW, Tucker K. Moving differently in pain: a new theory to explain the adaptation to pain. Pain. 2011; 152(3 Suppl): S90-S98.
8、Hayden JA, et al. Exercise therapy for chronic low back pain. Cochrane Database Syst Rev. 2021; (9): CD009790. doi:10.1002/14651858.CD009790.pub2
当院の施術についてご紹介します。
身体はすべて神経によって制御されています。神経にトラブルが起きると、「肩こり」や「腰の張り」のように特定の筋肉が必要以上に緊張し、うまくコントロールできなくなります。きれいな姿勢やスムーズな身体の動きができるかどうかも、この「神経の制御」の差によるものです。
当院の矯正は、骨をボキボキ鳴らすものではなく、神経機能を本来の状態へ整える施術です。まずは神経が正しく働く状態を作り、理想の身体づくりを目指します。
身体の筋肉は「筋膜」という層状の膜で覆われており、それらがスムーズに滑り合う(滑走する)ことでしなやかに動きます。しかし、この膜同士が張り付く「癒着」を起こすと、コリや痛みの原因となります。
当院の筋膜リリースは、癒着した膜を丁寧に解きほぐします。正常な滑走を取り戻すことで、数か月かけてコラーゲン組織などの組成自体が変化し、柔らかくしなやかな身体へと生まれ変わります。
運動をして効果が出るのは、神経が正しく働き、筋膜に癒着がない状態の方です。身体の癖が残ったまま運動をすると、特定の部位を緊張させる動きを再記憶してしまい、かえってケガや痛みの原因になります。
当院では、ピラティスを通して間違った身体の使い方を修正し、正しく健康的な動かし方を身体に再学習させていきます。神経と膜を整えたうえで正しい動きを記憶させることで、不調を繰り返さない身体を作ります。
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