肋間神経痛
肋間神経痛でお悩みの方
・背中の痛み
・下着付近の痛み
・肩甲骨付近の痛み
・肋骨の痛み
肋間神経痛の原因
肋骨の間に走っている神経の問題です。
神経の問題は「血行不良」で起こります。神経は、血液から栄養と酸素をもらっています。なので、血液の流れが悪いと神経がうまく働けないのです。
その結果、痛みやしびれになります
肋間神経痛は、他の症状を引き起こす
解剖学は「場所の名前」がそのまま症状名として使われることが多いです。
胸郭出口症候群も「胸郭」という場所で、斜角筋症候群も「斜角筋」という場所で起こる神経の問題です。
神経が身体をコントロールしているので、そのコントロールが失われると、様々な不調になります。肋間神経痛の場合も、肋骨が適切にコントロールされていないことで起こる問題です。
肋骨が動いていないと、血流が悪くなり神経への栄養や酸素が不足し「痛み」を起こします。肋骨が動いていなければ、それとつながる背骨も動きません。背骨が動いていなければ、肩甲骨や鎖骨もしっかり動きません
その結果、「胸郭出口症候群」や「斜角筋症候群」に繋がりやすいという訳です
肋骨の本来の動きとは?
肋骨は上下運動をする骨です。息を吸う時は肋骨を上に動かし、吐く時は肋骨を下げます。
また「捻る」や「横に倒す」動作は、片側を上げて反対側を下げています。あらゆる動作で肋骨は関与しています
例えば「息を吸う」時、肋骨を持ち上げ胸の容積を大きくすることで肺に空気を入れます。この時、背骨を反らすことで、肋骨もより大きく動きます。なので、深呼吸をする時は、身体を反らすのです。
そして、動くことで血流が流れます。動かなければ、血流は制限され、神経の問題を起こしてしまいます。
身体中すべてが、調和して動くことで「血」が流れ「神経」は健全な働きを取り戻します。
肋間神経痛への当院での施術法
肋骨がしっかり動く様に矯正していきます。
また、スポーツや交通事故などで、肘や肩に軽い亞脱臼が生じることがあり、その影響で肋間神経痛になる方もいます。
怪我の痛みは時間の経過とともに無くなっても、関節の中で神経に負荷がかかっていることがあります。加齢により骨や関節自体の変形は進むので、より顕著に関節の中の神経に問題が起こり、肋間神経痛を起こしてしまうのです。
俗に言う「古傷が痛む」という状態は、このようにして発生します。肋間神経痛自体は、難しい症状ではないのですが、胸骨(胸の骨)にも痛みがある場合は、循環器疾患の可能性もあるので注意が必要です。
肋間神経痛のセルフケア
肋骨は背骨についているので、背骨を動かすことです。最終的に「反らす」が出来ればOKです
「腰は反れているけれど、背中は反れていない」という方が多くお見受けしますので、「背中」を誰かに触ってもらい、反れているか確認してもらってください。十分に反れる場合であれば、下着の締め付けにも問題あるかもしれません。
また、胸や肋骨に強い衝撃を受けたことがある場合でも、後々肋間神経痛になる場合があります。
いずれにせよ、それほど難渋する症状ではありませんので「背骨を良く動かす」ことを日常に取り入れてみてください
宇都宮市で肋間神経痛お悩みの方は、「整骨院・整体院来恩Lion」にご相談ください。