施術を受けられた方へ

＜身体の３つの基本原則＞

運動神経、感覚神経、自律神経など身体には無数の神経があります。それらの神経同士が刺激によって結びつき、一繋がりの「神経回路」を作ります。

この神経回路によって、身体は制御されています。不具合を起こす神経回路が発達してしまうと、身体が不調を起こします。

よって、当院では神経回路を適切に働くように矯正しています。

当院で行う施術や「動かすことや感じること」が神経回路をつくる刺激になります。動かし方や感じ方の不具合があると、不具合を起こす神経回路が出来てしまいます。

施術においてその不具合を検査し、刺激を入れて適切な神経回路を構築していきます。

＊ちなみに組織損傷（怪我）がある場合には、「炎症反応」による「痛み」が出ます。これは組織の修復の為に起きる反応で、安静が有効です。

しかし、慢性化した症状は、新しく適切な神経回路をつくるために動かすことが必要です。

「良い状態」とは、神経が適切に働いている状態です。

動ける身体になってから、動いてください。悪い状態のまま動くと、怪我につながります。また、動かないと、動けない身体になってしまいます。

＊矯正後、筋肉痛や攣ることがありますので、最大可動域でゆっくり動かしてください。

＊当院では、下半身の緊張で神経回路を検査し、不具合のある所のみ刺激を入れています。

＊神経回路を新しく作る為には、刺激と体力と栄養が必要です。

当院では、適切な神経回路が作られた状態を「整った」と表現しています。しかし「自分の認知」に歪みがあると、動かし方が歪み、身体が歪んでしまいます。

例えば

・両足は、自分の体重を左右で適切に感じているか？

・背骨は、自分の中心を適切に感じているか？

など、自分の「身体の形」や「置かれた環境」に対する自己認知の問題があると、身体を適切に制御することが出来ません。

適切に制御が出来ない為に、身体的な不安定感が生まれます。その為、身体を緊張させて「固定」します。これが「腰・肩が張る」「筋肉がカチカチになる」という状態です。

整えるとは、視座を変え「自分」を様々な角度から認知して自己の存在を確かなものとし、適切に制御していくことです。

当院では、身体がどのような認知をしているのかをお伝えし、整えるお手伝いを致します。