足底筋膜炎
足底筋膜炎でお悩みの方
・足の裏が痛くなる
・扁平足が気になる
・ハイアーチが気になる
・外反母趾も併発している
足底筋膜炎の原因
足のアーチは、靭帯と筋肉によって形作られています。その筋肉と靭帯が、恒常的に引き伸ばされることで炎症を起こしたものが足底筋膜炎です。
ペダルを踏むような動作や立ち仕事の方は、足のアーチが引き伸ばされてしまうので、足底筋膜炎を起こしやすいです。
本来足の形は、傾斜地や土・石の上などあらゆる環境に対応できる様に、26個の骨と多様な筋肉で構成されています。
それらの筋肉が十分な刺激を受けて発達すると、アーチが形成されます。
しかしながら、私たちの生活基盤のほとんどが平坦な場所であるため、アーチの形成に必要な刺激が不十分になりがちです。その結果、筋肉が弱化しアーチが形成出来なくなってしまいます。
足底筋膜炎の当院の施術法
足の形を矯正してから、歩行訓練が必要です。
足底筋膜炎は、本来の足の機能不全により足のアーチが崩れてしまったことで起こります。その機能を回復するために、矯正してから正しい足の使い方を覚えていきます。
足のアーチが崩れると、身体の支持方向が変わってしまいます。すると膝~腰に力の加わる方向が変わってしまいますので、本来の力を発揮できなくなってしまいます。
その為、アーチが崩れた状態で運動を続けると、足裏の痛みだけでなく膝・腰などあらゆる所が故障する可能性があります。
したがって、適切に動ける形に矯正することが先決です。その後、適切に動く筋肉を育てアーチを形成していきます。
「足」は全体の動きに深く関わっている
「足」は全体の力を発揮する上でとても大切な構造です。足を含めた全体の関節が適切に動いている状態こそが「怪我のない動作」が出来て、「最もパフォーマンスが高い状態」です。
プロスポーツ選手など身体機能が高い方はスポーツの上手さはもちろんですが、「歩く・走る」などの一つ一つの基本動作も大変綺麗です。
全ての関節が調和して動いている状態こそ、高い運動能力を発揮し、故障しにくいのです。これはスポーツに限らず、「動作」全てに共通します。
「歩く」という基本的な動作でも、関節を全て連動させた歩行が、疲れや故障を起こしにくい歩き方です。ガニ股や内股・猫背などの不良姿勢は、関節がうまく機能していない状態です。なので、疲労しやすく故障も起こしやすいのです。
スポーツに限らず「歩行」などの基本動作も、練習して身につける身体操作です。そして、あらゆる動作は、正しい身体の状態(関節の位置)で、正しく筋肉が作用した時に、「適切」な動作となります。
その土台は「足」です。足から適切な状態を覚え直していきましょう。
足底筋膜炎のセルフケア
足底には常に負担がかかるので、回復まで時間がかかります。しかし、治らないものではないので、計画的に改善していきましょう。
まず、第一ステップは足首を回すことからです。詳しくは「シンスプリントのセルフケア」の項をご覧ください。
次に、足首の上下運動をゆっくり、最小の力で行なってください。そして、最後は足を丸めてください。
この時、足の力は完全に脱力して、自分の体重で足底を丸めてください。足底の靭帯や筋肉が引っ張られすぎているので、縮めることが必要です。
また、緊張しやすいので脱力する練習も必要です。正しい関節の位置で、正しい動きを、足裏で覚えていきます。
宇都宮市で足底筋膜炎にお悩みの方は、「整骨院・整体院来恩Lion」にご相談ください。

